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第三章 1940-2020 歴史は繰り返す

第三章 1940-2020 歴史は繰り返す


<登場人物>

・僕:中山正輝
・僕の妻:恵理子(野猿系)
・僕の長女:千鶴(野猿系)
・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長)
・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>)
・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君
・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ)
・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。
・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家)
・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父)
・銀座の若旦那衆他
・霞ヶ関官僚、国会議員他
・その他随増殖・・・



<第三章:その一>


 インターネット上では、「幻の2020東京五輪」という題目で話題騒然となっているらしい。誰もが考えたくもないのがごく自然なのだが、時代の巡り合わせには逆らえない。
そうならないことを祈るばかりだが、ここまできたら、どうしたら大会返上の危機を乗り越えるかという、国民的論議も必要だろう。とにかく、大会組織の最高責任者がいないというのが最大のネックなのだ。それと、暗躍する大手広告会社の存在も無視できない。1940年東京招致成功をヒトラーとムソリーニの協力で得ていたが、日本が廬溝橋事件を皮切りに日中戦争を拡大させ、大会を返上。その後米国との戦争に突き進んでしまった。2020年東京大会も当時と状況が酷似していると言われている。1940メイン会場においては、当初月島の埋め立て地を提案したが、強風に耐えられないと却下、今の神宮界隈は住民の反対にあいこれもダメ、一年かかって七つほどの選定をしたが決まらず、IOCから批判が出たので、駒沢のゴルフ場跡地にメイン会場を決定。それが、今の駒沢のオリンピック総合公園になった。(1964年東京大会での第二会場ともなった。)今の新国立の騒動を見ていると、同じような状況であることが分かる。オリンピックは国家的なプロジェクトで、必ずイニシアティブをとる人が不可欠ではあるが、2020東京にはそれがない。困ったものである。加えて、ゼネコンやマスメディアの利権が入り込んでいるから、なおさら責任の所在がハッキリしない。東京都が招致したのだから、いま起きている新国立の白紙撤回やエンブレム騒動では石原前知事の責任は最も大きいだろうと見ている。現総理がプレゼンでの原発汚染水アンダーコントロール発言には政治的な意図もあったのだろう。ザハ案を完遂させるという発言の証拠も映像で残っているが、はたしてその責任はとれるのだろうか。しかし勝手に白紙撤回してしまった。エンブレもベルギーのデザイナーからのクレームでお蔵入り。僕と船橋と安藤の三人は2020の時代の証言者として諫言していかなければならない。信長氏の安土城には、歴史上の人物が時空を超えて遠慮なくやってくる、銀座マネキン嬢達の適確なアドバイスもある。全然役に立たない有識者会議など相手ではない。みどり君は都庁のオリンピック準備委員会で奮闘している。毎日タクシー帰りで、このところ生理も止まっているらしい。娘の千鶴はJSCの理事長が解任となり、すったもんだしている。体重もかなり落ちている。ここだけの話、落ちてもメタボな体型と野猿系のルックスは同じではあるが。みどり君の美しさとは雲泥の差は一生変わらない。イケメン系の僕に対する嫉妬も。船橋君と付き合いがある佐野氏は、いま安土城では、泊林研二郎という名で雲隠れしているらしい。



<第三章:その二>


 久しぶりに、今日は「ババ・ガンプ・シュリンプららぽーと豊洲」。船橋君が時折、くろくま広告社のOBである安藤と僕を連れて行ってくれる。月島駅から二つ目の駅だが、築地市場が近々移転するという噂もある。ババ・ガンプは映画「フォレストガンプ」に出演していた俳優が、プロデュースした店だが、古き良きアメリカのアットホームなレストランだ。そのうち船橋くんにも言うつもりだが、マネキン嬢や安土城の客もきてもらいたいものだ。ランチはないけれども、手作り感のあるサンドイッチやサラダなど素材はいたってシンプル。三人あつまると、世の中の出来事がカラクリで成立しているという見立てのもと、いつも賑やかになる。というより、騒がしい。
「安藤君しばらくだね。自営業も順調のようだね・・・」
「ほんま、ありがとさんです。先輩の中さんにもせわになってましてん・・・」
「安保、あっさり、通っちゃったね。ちがうだろ、これって感じ」
「しゃぁないでしょ、中さん。肝心の投票所いくのサボって、デモなんしてもあきまへん。無党派のひとはなーにもわかっっとらん。反対すんなら行動でせないかんでしょうに・・・」
「今度の選挙では、国民は黙っちゃいないね」
「そうでんがな。アベちゃんは、満州国で実権を握っていた爺さんの影におびえているんや。阿片王の里見とも親しかったしね・・・」
「戦前の同盟通信社、いまの電通とも根深い・・・」
「天皇と岸信介は絞首刑を上手く逃れたのも、アメリカと水面下での交渉があったことが想像出来るね」
「船橋君は鋭いねぇ・・・」
「日本の戦後の悲劇は、戦前の体制を形を変えてGHQが整えたことにあるんだ」
「ワシにはわからへん・・」
「戦争はいやだよね。やってもなんにもならないし」
「全て誠意ある外交だよ、外交・・・」
「なんか三人あつまると、変な党首会談みたいだな・・・」
「なんだってかまへんよ」
「新国立がまた密室で談合しているらしい。ザハ案ははじめから排除するらしいよ」
「エンブレム選考は入れ替えだが、音頭を取る側は変わらない」
「佐野君はもう同業の仕事は出来ないな」
「もともとあかんかった・・・。おにぎり屋さんなら繁盛か・・・」
「売れるかもね・・・」
「中さん、マドンナが来年スーパーアリーナに来るんだとよ」
「もういいよ。あの人はマンネリズムからの脱却をしないとね。そうしなければもう終わった。サプライズでもなきゃ、復権は難しい・・・」
「最近までぞっこんだったんだろ」
「浮気でもしてまんねんでっか・・・」
「そうではないけど、古典にもどったほうがいいとね」
「テイラーはいいよね。ワシの嫁さんにしたいくらいや。あのきつい眼差しがすきやねん・・」
「信長さんからの連絡。巣脳電氏が安土に行ったそうだよ・・・」
「プーチンさんが囲ってるンやないの・・・」
「たぶんね。今度911の事件と2011年ビン・ラディン殺害の真偽、アポロ計画の真実を信長さんに訴えるそうな・・・」
「現代ではないんか・・・。バラしたら、えらいことやで・・・」
「彼は歴史に波紋を起こして未来の流れを変えたいらしい・・・」
「プーチンも同じ考えか。そういや、2012年まで大統領やるから、国の統治も対米戦略も思いのままというわけやね・・・」
「そうなると、このままだと北方領土も2020東京五輪もやばくねぇ?」
「やばい、やばい・・・」
これが三人のなにげない結論。

 安土城の信長からの連絡によれば、巣脳電(スノーデン)氏という外国人が訪れているという知らせが来た。911の暴露とアポロ計画のウソを暴露するんだそうな。やはり、我らが三人行かないわけにはいくまい。


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by kandytensui | 2015-09-21 06:00

by kurarin